【家庭教師】サービス残業、受験生を教える重圧...オンライン家庭教師の難しさとは

【家庭教師】サービス残業、受験生を教える重圧...オンライン家庭教師の難しさとは

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
19歳

【当時の職業】
オンライン家庭教師

【当時の住まい】
賃貸マンションで一人暮らしです。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
先輩の紹介で応募しました。
コロナ禍で下宿ではなく実家で授業を受けることも多かったので、実家でもできるアルバイトを探した結果たどり着きました。

【環境と仕事内容】
給与は60分1400円でした。
授業が週に1コマ40分だったので実際の月給は4000円ほどでした。
勤務は在宅で行いました。
社員さんの方が一人担当でついて、その方とメールでやり取りをしながら教材のpdfを受け取ったりシフトを組んだりしていました。
強化は英語、センター古文、世界史を担当しました。
英語とセンター古文は夏期講習の短期の指導でしたが世界史は長期で10月から受験のある2月まで行いました。

【大変だった時期】
最初は大変ではありませんでしたが、受験直前の高3を担当した19歳の秋冬は特に大変でした。




【大変だったこと】
受験期直前の高3世界史を担当したときは予習と資料作成に2時間ほどかかりましたが、その分の給与はありませんでした。
世界史の論述を教えるには包括的な知識が必要で、受験をどうにか乗り越えた程度の大学生には過大なものだったように思います。
また、オンラインなのでどうしても生徒さんの学習態度が見えづらかったです。
特に生徒さんが描いてきた答案が明らかに解答解説を見ないと書けないクオリティのものでしたが、それを確かめる術はありませんでした。
対面だったら答えを渡さないということもできましたが、オンラインだとそのようなことができませんでした。
そのため生徒さんのモチベーションがつかみづらく学習ペースがつかみにくいと感じました。

【大変だった期間】
半年ほどです。




【当時の心境】
無給での予習はやはり辛いと感じました。
コストパフォーマンスが低いと思ったし、生徒さんのモチベーションも低く感じる中自分自身のモチベーションもどんどん下がっていきました。
それでも生徒さんと関わることは楽しかったです。

【職場が大変だった原因】
仕事内容が大変だったと思います。
特に受験生を全面的に任されるのはバイトの学生には心理的負担が大きかったです。




【仕事で良かったこと】
生徒さんがわかったと言ってくれたり、演習の点数が目に見えて上がったり、世界史の雑談をおもしろいと言ってくれた時はうれしかったです。
やはり生徒さんのモチベーションの高さが見えないので、自分の指導に何らかのレスポンスがあるとやりがいを感じます。




【特にひどかった最悪の出来事】
生徒さんとのビデオ通話がつながらず、予習してつくった資料をほとんど解説できないまま授業が終わってしまったことです。
ただでさえ授業時間が短いのに、生徒さんの遅刻やシステムトラブルがあると授業を時間内に終わらせるのが著しく困難になります。
さらに、そのせいで準備した授業ができなかったり話そうとした解説ができなかったりするととても悲しい気持ちになります。
これはオンライン授業なのである程度仕方がないと割り切ってはいたものの、やはり一生懸命無給でも準備したものは、生徒さんに教えてあげたかったです。
なお、40分でセンター1年分の解説をすること自体が無茶な要求である可能性は大いにあると思います。
時間との闘いであると感じました。




【相談した人・助けてくれた人】
友人に家庭教師のバイトはコストパフォーマンスが悪いと言ったことはありますが、業務の性質上仕方のないものだとあきらめて特に何も行動しませんでした。
友人もそれほどアルバイト経験がなく、適切なアドバイスはありませんでした。

【改善のための行動】
業務の性質上、無給での準備や心理的負担、時間的制約は当たり前のものだと思って何も行動しませんでした。
何をすれば現状が改善するかもよくわからなかったし、初めてのバイトだったのでこんなものだろうと思っていました。




【現在の状況と心境の変化】
転職しました。
現在は心理的負担も時間的に拘束されている感覚もなくなって楽しく生活しています。
自分の担当した生徒が志望校に合格したかどうかは少し気がかりですが、知る由もありません。
現在は飲食のアルバイトをしつつライティング業務も始めています。
コスパは家庭教師よりはよいと思うので満足して仕事を続けています。

【学んだこと】
ほどよく手を抜くことと、社員さんなど力のある人に相談することで状況を改善し得たのかなと考えています。



【当時の自分へのアドバイス】
生徒には過剰な期待はせず、高校レベルの知識でいいのでしっかり教えることと、やめる前に社員さんにきちんと相談することです。
前者を心掛けて予習の時間を削るべきだったし、後者を実践することで状況の改善を図れたかもしれないからです。
経験の浅い学生バイトは何事も経験豊かな大人と相談すべきだと思います。
そうすることで新たな知見が得られるかと思います。