大学3年生が家庭教師で担当した様々な生徒たちに対して何ができるのかを考える話

大学3年生が家庭教師で担当した様々な生徒たちに対して何ができるのかを考える話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
21歳

【当時の職業】
バイト

【当時の住まい】
賃貸マンションで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
学生の時、単純にお金を稼ぎたいという理由。
時給の良いバイトを探していた中で、勉強が嫌いでないのもありバイトとして働き始めた。

【環境と仕事内容】
バイトとして働いていたため、同じ職場の人と合うことはまったくなかった。
担当生徒が一人増えるたびに、詳細を教えてもらうために会社へ行き、それ以外は生徒の家に教えに行って、直接給料をもらうだけ。
一人につき週1、1時間教えに行っていた。
担当日に休む必要があるときには、担当生徒の親に相談し、その日はなしにするか、会社に連絡して他の人をその回だけ調整してもらっていたため、かなり自由に休みも取れた。

【大変だった時期】
2年目で3人目を請け負ったときが一番大変だった




【大変だったこと】
働き方で大変だと思ったことはないが、どの生徒に当たるかで大変さが変わった。
教えに行っても生徒に全くやる気と集中力がない場合には、時間の大半をやる気を出すことに使ったときもあり、工夫が必要だった。
一番大変だったのは、生徒の家がものすごく汚かったとき。
生徒の理解力は悪くなく、教えるのも難しくなかったのだが、とにかく汚い。
家に入るのも入ってからもかなり居心地が悪く気分も悪いため、初めてやめたいと思う機会になった。
特に、家庭教師として担当になると、簡単に担当を変えることはできないため、相談して変えられる制度になっていても実際には言い出す機会もなく難しい。
また、家庭教師の生徒の家に行くのも、交通費は出るが、遠い場所だとかなり大変なので、最初の担当ぎめの時にしっかりと確認が必要。

【大変だった期間】
担当の切れ目になる1年間程度




【当時の心境】
家が汚かった家は、行く時にかなり抵抗があったし、心を無にするしかなかった。
ただ、それ以外の生徒は、やる気がなかったり宿題をやってこなかったりしても、次どうやったらやってくれるか、どうしたら楽しく勉強することができるかを毎回考えながら教えるため、仕事自体はかなり楽しくやっていた。
大学院卒業と同時にやめたが、大学1年生からやっていればよかったと公開するくらい、楽しかったと思う。

【職場が大変だった原因】
担当生徒の家が汚いのは生徒の親が原因だと思う。
また、自分が担当になる時にしっかりと状況を確認して断る勇気がなかったのも原因だと感じる。




【仕事で良かったこと】
どうやったら勉強が楽しくなるか、色々考えて工夫したことが結果として生徒のやる気アップと成績アップにつながったときにはとてもやりがいを感じた。
また、受験生を受け持つことも多かったため、受験の合格連絡をもらったときには、達成感を感じた。




【特にひどかった最悪の出来事】
3年程度働いたが、最悪の思い出というほどのことはなかったと思う。
ただ、生徒の家が汚くて、嫌だと思って通った毎日は、再度同じようなことはやりたくないと強く思っている。
また、当時の自分には断る勇気がなかったため、そういう自分を変えなければならないと感じたという意味では、強く印象に残っている。
また、生徒のやる気がまったくなく、やる気出しに使った1時間は、衝撃という意味では強く印象に残っている。
中学3年生だからしょうがないとは思うが、家庭教師は結構お金を払って親が雇っているはずで、その家はそんなに裕福な感じでもなかったため、その中でこの1時間を大切に過ごそうと思えないのは、難しい状況だと頭を悩ませた。
結果的に親から何か心配される状況にはならなかったが、勉強を教えなければならないととても焦ったことはとても緊張する出来事だった。


【相談した人・助けてくれた人】
仕事について相談したり頼ったりした人はいなかった。
ものすごく悩むようなこともなかったし、身近に家庭教師をやっている友達や知り合いがいなかったというのが大きな理由だと思う。
また、会社の人と会ったり連絡を取る機会もほとんどないため、一人でやるしかない状況だった。

【改善のための行動】
生徒の家が汚かったときには、改善することはできなかったが、トラブルにならないようにできる限り顔に出ないようにした。
きれいにしてくださいと言うわけにはいかないし、結果として問題なく無事に受験にも合格し担当から外れたため、良かったと思う。




【現在の状況と心境の変化】
家庭教師を初めてしたときから10年ほど経過。
今はバイトではなく違う職種に転職したため、全く違う内容の仕事をしているが、仕事は充実している。
その時の経験が生かされているかはわからないが、自分で進めていかなければ行けないという責任感と行動力は、続けて仕事でも生かされていると感じる。
私生活も充実し、当時よりも成長した自分になっている。

【学んだこと】
自分の力ではどうしようもないこともあるが、できることを一つずつやることの大切さを学んだ。
トラブルを起こさず確実にやり遂げることでも十分達成感を得られると感じている。



【当時の自分へのアドバイス】
あまり生徒に対してやってあげすぎず、どうしたら生徒が自分でやりたいと思ってできるかを考えて支えてあげてほしいとアドバイスをしてあげたい。
というのも、最初の頃は、色々やってあげることが多くて逆に意欲をそいでしまっていたとあとから気づいたためである。
生徒は自分で成長していける若い子ばかりなので、いかにその子の気持ちを尊重するかが大事だと思う。